真相 ライブドアvsフジ 日本を揺るがせた70日
| この本の記述が真実ならば村上氏は無罪? |
本書によれば、ニッポン放送の買収について、2004年12月頃には、意欲的な堀江氏とは対照的に、ライブドアの経営陣の間では慎重な意見が大勢を占めていたとあり、更に、2005年1月上旬においても、「ライブドアはまだニッポン放送の買収に乗り出すべきかどうか決めかねていた。」と記述されている。
これらの記述が真実であれば、村上世彰氏が本当に証券取引法第167条に違反しているのか、実は無罪なのではないかという疑問が生じる。
今後、村上氏の裁判が進む中で、重みを持つかもしれない1冊である。
| 非常にわかりやすい |
2005年の前半に起きたライブドアvsフジテレビの買収劇を、時系列にわかりやすく纏めた内容になっている。
リアルタイムでニュース、新聞などを目にしていたが、本書を読んであらためて頭の中が整理できた。
堀江氏、村上ファンドの村上氏などの手法に対し批判的な意見も多々あるわけだが、企業経営者に株主の存在を
意識させるようになった点については、大いに評価されるべきだと思う。
| 新聞は読んでいたけど細かいことは忘れた方向き。 |
日経編集ですので当たり前ですけれど日経新聞に書いてあった以上のことは書いてありません。
ん?MSCBって何?LBOって何だとか今年の春先に動きがあるたび必死に調べてたのが懐かしいですが本書は騒動の顛末を時系列できっちりトレースしているので臨場感はばっちり。
騒動をリアルタイムで追っかけて勉強&スリルを味わった方には今更な本ですが、最近株に興味をもってアノ事件を振り返りたい向きにはどんぴしゃな企画。
学習向き本です。
| 「真実は小説より奇なり」とは、まさにこのこと |
「真実は小説より奇なり」とは、まさにライブドアのニッポン放送株買い占めの一連の騒動のためにあるような格言、かと。
執筆陣が日本経済新聞社の記者ということで、フジ、ライブドアいずれの立場からも書かれており、比較的中立公正な内容。
当事者以外にも、投資銀行・投資ファンドや、市場ルールの観点からも書かれており、フジテレビとライブドアの騒動を改めておさらいするにはちょうど良い。
| まずまず |
当時、テレビや新聞が流していた情報がいかにその場しのぎの適当なニュースだったかがよくわかる。各章のまとまりが欠けていて、本としての体裁は、やはり新聞社の片手間の仕事という感じだが、全体としてまずまずの内容。読む人が読めばつながることも。一読の価値あり。
